大会参加者へのご連絡
天候の思わしくない中、たくさんの選手に出場いただきどうもありがとうございました。
続く雨と時に吹き付ける強風の中の走行は心身共にこたえる経験であったと思います。
大会開始ギリギリまで検討を重ねましたが、このたびは本来のコースと大きく異なった、山岳エリアを全て含まないコースでの開催を選択いたしました。私たちが本大会での大きな魅力と考えている、また申込みいただいた選手の皆様が期待したであろう体験はかなりの部分が得られなかったかもしれません。
今回国外や北海道外からの参加も増え、本大会の舞台である大雪山を含む北海道の山々、北海道そのものを体感していただける非常に良い機会であると考えておりましたが、山岳を舞台とするトレイルランニング大会開催の難しさを実感しています。来年以降も万全の準備を整え開催を続ける所存です。今後もご注目いただき、ぜひ来年以降も参加をご検討いただけると幸いです。
大会責任者
合同会社 Trailscene 代表
前田 博

ルート変更での大会開催
7/20(日)早朝3:30の段階で、天狗岳での平均風速は15m/s以上の強風でした。会場でもときに突風が吹き山岳部分での走行の危険性が高すぎると判断し、最終的に山岳を含まないコースでの開催を決定いたしました。
本大会は大雪山国立公園の一部を走行することがまさに売りの一つではありましたが、環境保全や参加者の安全確保の観点からコースを変更することに決定いたしました。心からの苦渋の決断です。詳細を参加者情報ページにてご参照ください。
ルート変更に伴うITRA score変更
ITRAに変更後のコースが受理され、今回コースでのITRA scoreが確定いたしました。
コース距離と獲得標高が変更になったため、結果的には60Kのポイントが3→2に減少することになり、40K solo、40K pair、60K soloがいずれもITRA 2ポイントとなります。すでにITRAのサイトからもリザルトが確認できるようになっておりますので、今後の大会エントリーに必要な方は以下のリンクよりご確認ください。
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大会重要情報
DTJ 2025 – 大会終了のご報告
開催報告 2025/7/20(日) 大雪山トレイルジャーニー 2025を開催し、無事終了いたしました。 前日7/19から天気は不安定。小雨が降る中で会場設営を行いました。その後も極端に雨が強まることはなかったものの止むことはなく、平山稜線は走行リスクが高いこと… -
お知らせ


おいでよ白滝!
さあ大会当日まであと10日!大会が行われるのは北海道遠軽町白滝地区ですが、こちらはいわゆる観光地ではありません。何が見られるの?何が食べられるの?近くに何があるの?いろいろ気になって検索している方もたくさんいらっしゃると思いますが、調べて… -
お知らせ


大会まで2週間を切りました!
あともう少しで大会本番です! 毎週末にはコースの整備やコースマーキングなど準備が着々と進んでいます!皆様も用意は進んでいますでしょうか?必携品についても設定が多く準備するのも実際に持って走るのも大変!という方が少なくないと思います。たしか…
2025年7月20日(日) 開催
4:00 スタート(60kmソロ/ペアリレー)
7:00* スタート(40kmソロ/ペア)
9:00* スタート(15km)
18:00 ゴール制限時刻(40km/60km)
※ 雨天決行(ただし主催側の判断で参加者の危険回避のためコース変更や大会中止とする場合があります)
旅は広大な天狗平からはじまり、かなた北大雪の峰々を越えて帰る


朝靄のなか 陽の光に浮かび上がる山々
ひやりと澄んだ空気を裂いて
カムイたちが息づく森を
深くあおく険しい細道を
遙か高い頂を目指して走る
登り切った稜線から見える景色
長い旅路の記憶は
きっとあなたの胸の奥に




大雪山トレイルジャーニーは旭川から車で約1.5時間の旧北大雪スキー場をスタートし、北大雪の平山~天狗岳の稜線およびそれをつなぐ林道や登山道を舞台としています。本レースは北海道大雪山系をコースに含む唯一のトレイルランニングレースであり、40km、60kmコースの一部である平山から比麻良山付近にかけての稜線は大雪山国立公園の特別保護地区の一部となっています。コース最高地点の標高は北海道では森林限界を越える約1811mです。
40kmコース(ミドル)は40km弱に本大会の魅力を詰めこんだコースで、本大会のメイン競技と考えています。元北大雪スキー場をスタートし、林道を巡ったのち平山稜線、有明山-天狗岳の二つのピークを越えてスキー場に戻ります。40kmのトレイルはロングトレイルというほど長くはありませんが、ロード、砂利/土の林道、木の根を越えるシングルトラック、天上の稜線、急傾斜の登り/下り、笹藪、鎖場、ガレ場とバリエーションに富んだハードなシチュエーションはランナーを決して飽きさせないでしょう。
60kmコース(ロング)は二つのループとそれをつなぐ稜線のピストンで構成されるエキスパート向けのコースです。前半は朝靄煙る早朝の天狗平を回ったのち、天狗岳を目指してスキー場から急傾斜を登り山域に入ります。中盤から40kmコースをなぞるかたちになりますが、コースを代表する急峻な有明山-天狗岳の往復を含む大きなピークを3つ越えてゴールに帰ってくる厳しいルートです。
これらのコースは険しい山岳を含む厳しいチャレンジであり、相応の準備が必要です。なかには経験が十分でないことで参加に二の足を踏む方もいるでしょう。2025年大会は初の試みとして60kmコースを「二人でつなぐ」60kペアリレーの部、40kmを「二人で一緒に」走破を目指す40kペアの部も予定しています。一人では難しくても二人ならいけるかも?これまで参加をためらっていた方のチャレンジもお待ちしています。
15kmコース(ショート)は小さなアップダウンが続く林道が主な舞台となるトレイル初心者向けで、制限時間は3時間。ロードを10km走れるようなら無理なく参加できる程度のコースです。参加者のほとんどは2時間以内で完走されます。タイムを競うレースとしての参加だけでなく、穏やかで広大な天狗平のトレイルをゆったりと走るのはいかがでしょう。
ご家族のどなたかがロング、ミドルで参加されているあいだに15kmのトレイルjog。お昼前には走り終えるので、一休みしてからスキー場を登って天狗岳や有明山へのハイキングもお勧めの時間の使い方です。
scenes: DTJ 2023/2024














































