北海道を代表する山域、大雪山。
手付かずの高山帯の自然の中を、か細い登山道が縫うように走ります。
ここは北大雪山域の平山稜線。貴重な高山植物などが多く残り、国立自然公園の特別保護地区に指定されています。精霊やカムイの息づかいすら感じられるようです。
大雪山トレイルジャーニーの40km、60kmカテゴリーでは、この平山稜線を含む北大雪の登山道がコースに組み込まれています。それがこのイベントのアイコンであり、アイデンティティーでもあります。森林限界を越えて遮るものがなく風が吹き抜ける中、ぐるりと一望できる山脈と北海道の大地、足元に目を向けると様々な種類の高山植物が生きているその光景は、きっと忘れられないものになるでしょう。
そこを颯爽と駆け抜けるエリートランナーを我々はリスペクトしますが、このイベントは彼らだけのためのものではありません。普段足を運ばないような大自然の中を自らの足で旅したいと考える、一般のトレイルランナー、アウトドアアクティビティ愛好者、山好きのロードランナーなどにこそ、この世界を体感して欲しいと考えています。
そこには過酷で厳しい、かつ脆弱でか弱く美しい自然があります。
そして、人が自然を切り開き進んだ証ではあるものの、人間が蹂躙せずに自然と共存する努力をしてきた道があります。道ができて人はこの地の自然を知ることができました。
われわれが自然を味わえるのは、自然と人との調和が保たれればこそ可能です。この大会は自然を楽しむことを提供するだけではなく、自然環境そのものはもちろん人と自然の関係性を維持することに、いくらかでも役に立てればと考えています。
あなたは、その道を辿り山々を巡る旅を通じて北海道の自然を五感で味わうことができます。また人と自然の接点において、人の手こそがその調和と維持に寄与してきたことを実感できるはずです。
多くの方に北海道に残る雄大な自然を体感し、関心を持っていただければ嬉しいです。
たくさんのご参加をお待ちしています!
2026/7/26 午前4時、遠軽町白滝 – 北大雪スキー場にてスタートです。
大雪山トレイルジャーニー 2026 概要
大会概要
大会名称
大雪山トレイルジャーニー 2026(Daisetsuzan Trail Journey 2026)
(略称 DTJ 2026)
開催日程(2026年3月時点予定)
2026年7月26日(日)
4:00 スタート(60km)
7:00 スタート(40km)
9:00 スタート(15km)
18:00 ゴール制限時刻(40km/60km)


※ 2026年大会は全カテゴリーがソロ競技です。
※ 雨天決行(ただし主催側の判断で参加者の安全確保のためコース変更や大会中止とする場合があります)
参加申込み




エントリー期間 / 参加費
通常エントリー締め切り 2026/6/15(月)
6/16以降のエントリーは割増しになりますのでご注意下さい。
最終的なエントリー締め切りは6/30(火)です。
- アーリーエントリー期間 (割引期間)
2026/3/10 ~ 2026/4/30 - 一般エントリー期間
2026/5/1 ~ 2026/6/15 - レイトエントリー期間 (割増し期間)
2026/6/16 ~ 2026/6/30
| カテゴリー | 60km | 40km | 15km |
|---|---|---|---|
| 募集人数 | 250名 | 250名 | 100名 |
| 参加費(アーリー) | 17000円 | 14000円 | 6500円 |
| 参加費(一般) | 19000円 | 16000円 | 7500円 |
| 参加費(レイト) | 25000円 | 20000円 | 10000円 |
| overseas registration (for People not living in Japan) | 25000JPY (equiv. 160USD) | 20000JPY (equiv. 130USD) | 10000JPY (equiv.65USD) |
- 注1)参加者が国内在住者であるかどうかによって、参加費、エントリーサイトが異なりますのでご注意下さい。日本国籍であっても、日本在住でない場合は国外参加として申込みが必要です。
- 注2)入金手続き完了後は、申込みのキャンセル・種目変更やこれらに伴った参加費の返却ができない場合があります。何卒ご了承ください。
開催場所
北海道紋別郡遠軽町白滝地域(天狗平~上支湧別)
北大雪山域(平山~比麻良山~有明山~天狗岳)
競技種目(2026年2月時点予定)
60km
距離:59.3km / 累積標高差 約3185m トレイル率 91.7%
スタート地点:北大雪スキー場(北海道紋別郡遠軽町白滝地区)
フィニッシュ地点:北大雪スキー場(北海道紋別郡遠軽町白滝地区)
制限時間:14時間(4:00~18:00)
エイド数:3箇所 ウォーターステーション:2箇所
募集人数:250名
ITRAポイント:3
40km
距離:39.9km / 累積標高差 約2090m トレイル率 90.5%
スタート地点:北大雪スキー場(北海道紋別郡遠軽町白滝地区)
フィニッシュ地点:北大雪スキー場(北海道紋別郡遠軽町白滝地区)
制限時間:11時間(7:00~18:00)
エイド数:2箇所 ウォーターステーション:2箇所
募集人数:250名
ITRAポイント:2
15km
距離:14.3km / 累積標高差 約361m トレイル率 65.7%
スタート地点:北大雪スキー場(北海道紋別郡遠軽町白滝地区)
フィニッシュ地点:北大雪スキー場(北海道紋別郡遠軽町白滝地区)
制限時間:3時間(9:00~12:00)
エイド数:なし(ゴール後に大会本部エイドにて補給可能)
募集人数:100名
ITRAポイント:なし
参加資格
60km / 40km
- 大会当日に18歳以上であること
- 全コースを迷うことなく制限時間内に完走の自信がある人(コース全長にロスト防止目的のマーキングを施しているが全てに誘導員を配置しているわけではない。事前に配布されているコースマップの把握と走行中のマーク確認は参加者の責任であることを理解できること)
- 大会コースでは交通、通信事情が極めて悪いことを理解し、レースで起こりうる問題(高度、天候、精神的、肉体的)に対して、自己の責任において自ら適切な装備を準備し適切な対処ができる能力を有していること
- 貴重な動植物が見られる国立公園内での自然環境の中でレースを行う事を十分に認識し、環境負荷を最小限にするための競技ルールや大会参加者以外の利用者へ配慮した運営に対して十分理解していること
60km
- 他のトレイルランニング大会の完走実績は必須ではないが、これまでに30km以上のトレイルランニングレースまたは40km以上のロードレース等の完走経験が望ましい
40km
- 他のトレイルランニング大会の完走実績は必須ではないが、これまでに20km以上のトレイルランニングレースまたは30km以上のロードレース等の完走経験が望ましい
15km
- 大会当日に中学生以上であること
- 連続10km以上のランニング経験が望ましい
旅は広大な天狗平からはじまり、かなた北大雪の峰々を越えて帰る


朝靄のなか 陽の光に浮かび上がる山々
ひやりと澄んだ空気を裂いて
カムイたちが息づく森を
深くあおく険しい細道を
遙か高い頂を目指して走る
登り切った稜線から見える景色
長い旅路の記憶は
きっとあなたの胸の奥に


大雪山トレイルジャーニーは旭川から車で約1.5時間の旧北大雪スキー場をスタートし、北大雪の平山~天狗岳の稜線およびそれをつなぐ林道や登山道を舞台としています。本レースは北海道大雪山系をコースに含む唯一のトレイルランニングレースであり、40km、60kmコースの一部である平山から比麻良山付近にかけての稜線は大雪山国立公園の特別保護地区の一部となっています。コース最高地点の標高は北海道では森林限界を越える約1811mです。
40kmコース(ミドル)は40km弱に本大会の魅力を詰めこんだコースで、本大会のメイン競技と考えています。元北大雪スキー場をスタートし、林道を巡ったのち平山稜線、有明山-天狗岳の二つのピークを越えてスキー場に戻ります。40kmのトレイルはロングトレイルというほど長くはありませんが、ロード、砂利/土の林道、木の根を越えるシングルトラック、天上の稜線、急傾斜の登り/下り、笹藪、鎖場、ガレ場とバリエーションに富んだハードなシチュエーションはランナーを決して飽きさせないでしょう。
60kmコース(ロング)は二つのループとそれをつなぐ稜線のピストンで構成されるエキスパート向けのコースです。前半は朝靄煙る早朝の天狗平を回ったのち、天狗岳を目指してスキー場から急傾斜を登り山域に入ります。中盤から40kmコースをなぞるかたちになりますが、コースを代表する急峻な有明山-天狗岳の往復を含む大きなピークを3つ越えてゴールに帰ってくる厳しいルートです。
15kmコース(ショート)は小さなアップダウンが続く林道が主な舞台となるトレイル初心者向けで、制限時間は3時間。ロードを10km走れるようなら無理なく参加できる程度のコースです。参加者のほとんどは2時間以内で完走されます。タイムを競うレースとしての参加だけでなく、穏やかで広大な天狗平のトレイルをゆったりと走るのはいかがでしょう。
ご家族のどなたかがロング、ミドルで参加されているあいだに15kmのトレイルjog。お昼前には走り終えるので、一休みしてからスキー場を登って天狗岳や有明山へのハイキングもお勧めの時間の使い方です。
scenes: DTJ 2023/2024














































