スタート時間が2024年大会から変更です!
webでは2024年大会のタイムスケジュールをご案内しておりましたが、今年2025年大会では40kmと15kmのスタート時間を変更します。
2024年大会 | 2025年大会 | |||
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受付時間 | スタート時刻 | 受付時間 | スタート時刻 | |
40kmコース | 6:45 – 7:45 | 8:00 | 5:30 – 6:30 | 7:00 |
15kmコース | 7:30 – 8:30 | 8:45 | 7:30 – 8:30 | 9:00 |
40kmはスタート時刻が1時間早まり7:00のスタート、受付時間もそれにあわせて5:30~6:30へと変更します。
15kmはスタート時刻が15分遅くなり9:00のスタート、受付時間は変更ありません。
60kmは昨年と同様のタイムスケジュールで変更はありません。
昨年の想定外
特に40kmコースに関しては比較的大きな変更になります。
これは何を意図したものかということを説明したいと思いますが、理由が大きく2点あります。
- 2024年大会では40km参加選手の関門制限によるDNFが多く、60kmよりも完走率が低かった
- 2024年大会では選手が会場に帰って会場が賑わう時間が想定よりも遅くなり、会場の賑わいに欠けた
昨年のDNFが多かった理由としては歩行区間設定に運営側のミスがあったことも大きいのですが、40kmに参加された選手が山岳トレイルランニングに慣れていない方が想定より多かったことも原因と考えています。
特に北海道では標高の高い山岳トレイルのトレイルランニングはほとんど開催されていないのが現状で、多くは里山やスキー場を利用した大会です。一方、本大会は斜度の急なシングルトラックがコースの約半分を占めるうえに開催地の標高も高く、他のトレラン大会に参加経験のある道民参加者であっても「勝手が違う」ことが多かったのかと想像しています。このため、40km参加選手の関門制限を緩くして旅を完遂できる人を多くしようという意図があります。
また、昨年の大会でゴールした人の割合になりますが、

昨年はAsia Trail Masterで転戦されている選手が参加されており、60kmの上位4名が飛び抜けていたことも大きいのですが、40kmのトップ選手は60kmトップから2時間半遅れでのゴールで40kmと60kmのゴール状況のズレが大きいことが目立ちました。結果的に15時の時点でもゴール割合は、40km、60kmを合わせた選手の40%に満たないという状況でした。
大会会場に人が戻って盛り上がるタイミングが遅くなってしまったり、ゴールのタイミングが会場の撤収タイミングと重なった人も少なくなく、せっかく参加してくれた人を残念な気持ちにさせたかもしれないという反省がありました。
より多くの人に喜びや楽しみを
そこで、今年は(40kmの選手には少々負担にはなりますが)40kmのスタートを1時間前倒しすることにしました。
ゴールと関門の制限時刻は不変なので、関門制限が実質1時間緩和されることになります。特に山岳エリアで関門を突破できなかった方には恩恵になるかと思いますので、完走率はおそらく60kmコースよりも高くなるでしょう。ゴールで「帰ってきたよー、ただいまー!」を実感できる人が増えてくれると嬉しいなあと思います。
また、この変更によって40km選手のゴールタイミングが1時間早まることになりますので、会場も早い時間から賑わってくれることを期待しています。それにあわせて、今年は会場でのイベントや飲食や物販ブースも拡充したいと考えています。抽選会なども予定していますので、レースを堪能した後も楽しんで頂けるよう準備を進めたいと思います。
たくさんの方のご参加をお待ちしています!